長野県の南、通称「南信」へ仕事の用事で行ったのだが、
下栗の里へ行く途中の看板に、お城の名前が書いてあった。城好きとしては、気になるが時間も迫っていた。が、しかし、ここ遠山郷はなかなか来ない場所なので、さらに奥へと進んでみることに。
和田城。戦国時代の豪族である遠山氏の城を復元したもの。

遠山土佐守・徳川家康対面像も発見。残念ながら城の中は時間が無くて、見るのを断念。
城の外には「観音靈水」と書いてあり、日本一美味しい水との文字も。もちろんせっかくなので、飲んでみることに。

おばちゃんが水を汲んでいた。というか、軽トラの荷台にペットボトルがギッシリと。ポリタンクの人は見たことあったが、これはこれで凄いっ。しばしおばちゃんと雑談する。

この辺りは、遠山郷の和田宿という宿場町だったようで、集落になっていた。
峠の国盗り綱引き合戦の垂れ幕を発見。そうか、ここが、あの場所だったのか。
あのとは、信州軍(飯田市南信濃)と遠州軍(静岡県浜松市水窪町)の商工会青年部で対戦して、「勝った方が1m国境を広げることができる村おこし」として、全国的にも有名に?なっているお祭りのこと。

道の駅があったので、寄ってみる。パパッ出る料理があれば、この郷土の料理を食べたかったのだが、時間的にゆっくりはできないので、少しだけ歩くことに。
すると、

天狗?の仮面をつけた銅像が。
何か見たことある。おお、そうか、ここが例の12月に行われる、湯切りなどをする
霜月まつりの遠山郷だったのかぁ。
かなり足早に走ったりもしながらササっと観たのだが、時間切れで、急いで松川まで戻り勉強会へ。勉強会は今年の
2012-13の秋冬の髪や服などのカラーの話←よければどうぞ。
遠山郷、とても3時間程度ではすべて見ることができなかったが、初めての場所にこれてよかったなぁ。
さて、結局急いで松川へ戻ったものの、お昼をしっかりと食べている時間が無かったので、どうせならと

ごぼとん丼を食べて帰ることに。
南信州、松川のB級グルメ「ごぼとん丼」。食べたのは温泉の食堂で、ここのはタレあり。タレなし版もあるようだよ。伊那のローメン。駒ケ根のソースかつ丼もあったのだが、やはり松川に来たので、ごぼとん丼でしょ。

南アルプスの夕暮れ。温泉から上がったら、すっかり日が落ちる時間に。
「何か丸いのがあるなぁ」と拡大してみたら

北岳の横から月が昇ってきていた。うーんキレイ。中央付近の少し白くなっているのは間ノ岳。
2011年の夏にこの2つは制覇しているので、知っていたりも。
南アルプスに登ってきたぞっ1 南アルプスに登ってきたぞっ2南アルプスに登ってきたぞっ3 南アルプスに登ってきたぞっ4しかし、長野は広い。長野大好きっ子なのだが、一度長野を出てまた長野に帰ってきて8年経過しているが、あちこち行ってもまだまだ知らない行ったことのない場所は多し。また、時期によっても違うので、県内の様々なスポットに行くようにしよっと。
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仕事の用意で長野県の南、南信の松川へ行きました。
用事が午後からだったので、せっかく行くのならと、最近、髪処禅のお客様と立て続けに2度も(それぞれ別の方)、話に出てきた、
下栗の里へ行ってみることに。
大きな地図で見る 下栗の里の地図、動くので、どの辺りか見て頂けたらと。
高速道路を松川インターで降り、一路南アルプス方向へ。

山の中に急にループの道を発見。うひょーっ。

三遠南信自動車道の1部の区間。この先のトンネルも開通している。話には聞いていたのだが、北信の自分としては、縁の無い道だったのだが、今回通れて感激。知らない道を通るのが好きなのだ。さらに、通った道をその後、地図で見るのも大好き。

北村の役場近くの看板(だと思う)。大体この辺りだと思っていたので、ちょうど看板を発見できてラッキー。下栗の里へは、細い道に入る。

命水。山にある水は見かけたら、ほぼ飲むようにしているので、ここでもいつも車に入っているマイコップでゴクリっ。下栗の里に行く途中にありましたよ。

下栗の里の集落も車で通る。紅葉の時期でもあるので、道に村の人が出て、交通整理もしていたりも。どうも佐川急便のCMに使われた場所なので、人気が出てるよう。といっても自分はそのCM見たこと無いのだが。
ただ、やはり普通に生活している場なので、通行には注意したいものですよね。

駐車場に到着。思ったよりも車が止まっていて、団体さんもチラホラと。
山を見るには、この駐車場からでもいいのだが、村の雰囲気を見るには、ここから歩いて20分の展望台がおススメ。
下栗の里の展望台へと続く道。とっても整備された道で、歩きやすい。入口に木の棒もあるので、使えばより楽だね。登山をする自分としては、まるでハイウェイだな、ここは。
下栗の里。展望スポットより。
ここは、日本の原風景が残る場所なので、「日本の
チロル」と呼ばれたりもする。
同じ長野県なのだが、住んでいる長野市からだと、約3時間。初めて来たよ。長野県も南北に長いので、まだまだ知らない場所は沢山あるので、また他の用事とくっつけながら、色々巡ってみよっと。
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2013年の小布施マラソン大会が、来年の7月14日に開催するよ。
今情報を見ていたら、10月24日の時点ですでに申し込みが7800人。定員が8000人なので、この記事を書いている「このとき」でも、終了したかギリギリの感じ。
酒井は既に申し込み済み。もし出ようかと考えているのであれば、あなたも迷っている暇はありません、気になっているのであれば、今すぐ
手続きをっ。
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劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning- を見てきた。
「なんだ、アニメかよ」と思うなかれ、実はこのアニメを見始めたきっかけは、企業の宣伝活動が気になったから。
以前にも
タイガー&バニーのことを書いたことがあるのだが、
「NEXT」と呼ばれる特殊能力者が、その能力を使って街の平和を守る「ヒーロー」になっている。会社に所属するヒーロー達は、日夜会社の為にスポンサーを背負って、ポイントが入る事件解決や人命救助に奔走している。その活躍の模様は人気番組「HERO TV」で中継されており、各々キング・オブ・ヒーローを目指し、年間ランキングを争っている。そんなサラリーマンヒーローの一人が、ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)なのだ。
で、今回見ていたら、ヒーロー達のコスチュームの企業ロゴが増えていた。マンガでも企業名を広告できる、とっても面白い例ではないかと。
とか言いながら見始めて、去年結局どっぷりハマり、ただのファンになっているだけだったりもするのだが。
以前にやっていたアニメとカブっている内容も多かったが、今回のはアニメを1度も見たことがない人でも楽しめるないようになっている(知っていればなお面白い)。
エンドロールでは、来年秋に、次回作が放送決定の知らせもあり、まだまだタイガー&バニー人気は続くのではないでしょうか。

タイガー&バニーの来場者特典もあり、開けてみるとバニーこと、バーナビー・ブルックス・Jrのカードだった。
「行きますよ、おじさん」との台詞が書いてあった(知らない人は何のことだが)。
何かカードで遊べるようだが、まだそのレベルではないので、嬉しいような…。しかし、カードも昔と比べて綺麗になったと、関心したのだった。
それにしても、女性の観客のほうが多いのは、新しい発見だったなぁ。
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日曜日、基本的に仕事場である
髪処禅は、第3日曜日が休み(ハッピーマンデーが重なれば、変更に詳しくは→
髪処禅の休み予定カレンダー)となっている。
個人的には休みは2日あるのだが、1日は趣味や仕事などに、もう1日は仕事に使うことが多い生活パターン。「仕事がおろそかな人は、趣味もおろそかな」なんて言葉も聞いたことがあるので、よく働き、よく遊ぶ。人生楽しくがモットーなんだよね。
さて、そんな月に1度の日曜日、
家族に手伝ってもらい店のことをしていたら、楽しげな音が聞こえてくるじゃーありませんか。
気になって正体を確かめに行ってみると

川中島フェスティバルが開催されていた。子供が太鼓を叩いている、この音だったのかっ。

きっと保護者の方々かな?人だかりが。

今井駅へ行くメインストリートにも沢山の人が。何やらお店やダンス?なのか、おそろいの衣装を身にまとった子供も。
昨年から(だったか)、この今井ニュータウンのメインの通りでの開催になっている川中島フェスティバル。実は店を今井で、初めて8年で初めて見たのだった。すぐ近くなのに。
たまたま第3の日曜日にあたったんだね。
さらに用事で長野の街中の権堂を通ったら、

アーケードな日、が開催中。どうやら「
権堂アーケード放送」に関わる人たちが、楽しげなことをしていたようで。
個人的には、写真展や昔の家具類(タンスや小物)を、しばし立ち止まってみたりも。紙芝居もしていたよ。
日曜日、ほんの少しの間だったが、自分の普段の行動時間とは違う長野が知れて、なかなか興味深い日曜日だったなぁ。
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10月の15日(月曜日)に富山県の剱岳に登頂しました。
剱岳を制覇した1、
剱岳を制覇した2とても日帰りで行くにはハードで、焦っていたのでしょう。

剱岳の山頂に到着っ。この後悲劇がっ。
山頂に着いたのが、12時。ここまで6時間。下りは多少は早いことを考えても、5時間~5時間半はかかる。なので、頂上を満喫したいが、急いで食事や写真、動画などを撮り、下山。
そして、下ること1時間15分経過。ここで、なんと、携帯電話が無いことに気がつく。「山頂の看板の前だぁっ」と分かったが、登り返すと山頂には15時半頃到着の計算(体力が持てば)、しかも上部は危ないルート。さらにそこからもう1度下るとなると、暗いし体力的にもキビシイ…。
その場で5分程考えた末、まぁ、いいかと。他の登山者の携帯の無事をいるの為、山頂に奉納してきたことにしようと。
しかし、その後下山を続けるも、買ったばかりの携帯だったので、頭の中はそのことだらけ。
ダメもとで、途中の山小屋で登山者が絶対に通る道に、メモ書きを置いたり、明日山頂に登る人にも声をかけたりも。「でも霜にあってきっと壊れるよなぁ」とか話し、もしあったら送ってと頼んで下山。
さらに下り、暗くなってきたのでヘッドライトを出そうと荷物を探していると、今度は「財布が無いっ」。また悲劇の発生である。
アホなことにきっと、メモを書いたときに、色々リュックから出したので、そこで財布を置いてきたと思われる。持ち歩く3種の神器の2つを無くす災難に陥る(自分が悪いのだが、最後の1つは車の鍵)。
また途中の山小屋まで登り返すのは諦め、暗い中を無事下山。財布は、無事に帰ってこれたことと、山を登る方々の安全祈願に使ったと思い、まあ、いいかと。ヘリコプターで、怪我して帰ってくることを思えば、いいのである。
ただ、ラッキーなことに、財布が重くなるのと店のおつりの用意の為に、小銭を抜いて車に置いてあり、何とか所持金が725円。
家族に安全を知らせるのに、10円だと通じず、100円を投入し、連絡。残り615円。非常食は持っていたのだが、疲れから温かい物を食べたいし、汗もかいて疲れを癒す温泉にも入りたかったのだが、600円ではその両方の夢を叶えることはできず、悩んでとりあえず温泉へ。
ナビで検索し行ってみるも、1軒、2軒とやっていない。3軒目に発見したスーパー銭湯がなんと、700円。「入れねーじゃねぇかよっ」と。入り口で「すいません、100円貸していただけませんかぁ」とやる寸前でグっとこらえて、600円で食べれる温かい物を探し、食して帰宅。
「600円でどう楽しめるか」という発想のトレーニングと、人はこの状況だと「どう行動するのか?」という体験ができたってことで、まぁよし。
次の日(火曜日)、すぐさま警察へ行き紛失の報告。「どこで?」と聞かれ、元気よく「剱岳山頂で」と応えると、笑っていた。
さらにauショップへ駆け込み、アイフォン5の予約をしようと行ったのだが、ラッキーなことに「キャンセルになった物がありますよ」とのことで、即買い。携帯無いと困るからね。

アイフォン5、32GBの白。元は64GBだったので、容量ダウンだが、待てば1ヶ月はかかるだろうから嬉しい、ラッキーである。
次の日(水曜日)、仕事をしていると、郵便局の人が「着払いお願いします」とのことで、身に覚えがないので、???と思ったら、なんと、

無くした、アイフォン5が帰ってきたぁ~。嬉しい、けど昨日新たに在庫があって買えた(変えた)ので複雑な気分。
自分の書いたメモ書きも入っていた、山の兄ちゃんありがと~、感動したよ。やっぱ山は(山での出会いは)いいなぁ。
沖縄の言葉に「イチャリバチョーデー」(行逢えば兄弟)という言葉があり、人間は縁があって1度会えばみな兄弟だよ。という意味の言葉があり、まさにその感覚。何かお礼をしなくては。
とりあえず、この場を借りて、「ありがとうございましたっ、今度そっち方面に行ったら一緒に食事でもどうでしょうか?」。

という訳で、アイフォン5の2刀流。
山頂に置いてきた、黒の64GBが何の問題もなく使えるので、auショップのお姉さんに迷惑をかけ、またそちらに番号を戻す。白の半日しか使ってない物は、さて、どうしようかな。
世の中まだまだ、嬉しいことが沢山あるものだなぁ、と実感できて、落とした甲斐があったというもの。こうして黒のアイフォンは剱岳の山頂から無事舞い戻った、ご利益機に昇華したのであった。
財布も帰ってこないかなぁ~。
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剱岳を日帰りで制覇できるのは、早月尾根だけと聞き、行ってきました。
1のつづき。
剱岳山頂より周囲の様子動画。
剱岳山頂にてお昼。12時到着したので、ちょうど6時間かかっての登頂。
この時点では誰とも会わず、山頂でも1人。独り占めでいいのだが、マイナーな尾根なのかな?
登りで6時間ってことは下りでも多少は早いにせよ、下に行く頃には暗くなる
。暗くなると、遭難や怪我のリスクが数段上がるので、急いでご飯と景色の撮影。
ゆっくりしてられないのが、残念。頭の中は「帰り平気かや~」という思いが走る。
長野からよく見える北アルプスの反対側からの景色。鹿島槍とかかな。山頂より東
黒部ダムとかの方向。遠くは八ヶ岳も見えている気がする。山頂より南。
剱岳山頂より西。雲がどんどん上がってきている。でもキレイだなぁ。
12:50分下山開始。
今登ってきた稜線。注意して急いで帰らないと、時間的に危険。
焦っての出発だったので、山頂に忘れ物を。
この時点ではまだ気がつかなかったけど。しかし、雪の岩下りは怖い。かなり慎重に下る。
剱岳下山途中より西方向。いい感じの雲を発見したのでパチリ。というか早く下らないと。
下山を開始して、1時間15分経過した地点で携帯電話が無いことに気がつく。
「あ、山頂だぁっっっ」と分ったものの、今から登り返してまた下山は、
他の山と時期ならいざ知らず、この時点での残りの体力と時間を考えると、
山頂に戻るのは危険と判断し、携帯は諦めることに。
サヨナラ買ったばっかのアイフォン5。
焦っていた自分が悪いが、他の人が無くさないように、
山頂に供養と考える、ま~しょうがないか。
剱岳下山途中、北方向。かなりガスが出てきたよ。
もう少し下ると、ガスに突入だね。思ったよりさらに早く暗くなるかも、急がんと。
早月小屋、15時05分到着。山頂から2時間15分、けっして遅くはないが、15時過ぎる。
ここで、思いついて、持っていたメモをリュックからだして、メモを登山道に置いて帰る。
内容は、「2012.10.15日剱岳に登った人へ。携帯を見つけたら、ここに連絡を」という感じの内容。
ここまで3人とすれ違ったので、もしかしたら携帯拾ってくれているかも、との期待を込めて。
メモを書いて置いたら、下から登って来た人を発見。
海から歩いてきたようで、今日はこの小屋の前でテントを張ると。
携帯の話をしたら、明日山頂に行くから、見とくとのこと。
お願い兄ちゃんっ。
しかし、この時期に10日間の食料を持って縦走とは、凄いね。
この尾根は水場がないので、自分の持っていた水1リットルを提供し、下山。
こっちも急がないと暗くなる。
下山途中でまた人と出会う。今日は全部で会ったのは6人。
最後に合った人が言うには、急な長い登りと、登り難さから「ここは、アホしか登らんなぁ~」とこのとで。
まぁ確かにねホントそう思うよ、おいちゃん。
早月小屋からの下り途中に見た紅葉。なかなかいい感じの場所もあったりも。
そうこうしてると、どんどん暗くなってきた。帰りが西方向で太陽が沈む方角。
邪魔する高い山もないので、長野よりは日が長くなるのだが、
それでも暗くなってきたので、ヘッドライトを装着。
とここで、また忘れ物に気がつく。
そうサイフが無い(現金、カード系、免許証も)。
きっと早月小屋でメモを書こうと色々出したときに、そのまま置いてきたのではと(推測)。
まぁ、登る人の財布供養だと思い、大量に現金を山に寄付したってことで。
怪我もなく降りてこれたのだがら、レスキューのヘリコプターを使ったと思えば安いかな。
17時55分、結局最後は暗い中、下山。
真っ暗な中を歩くのは、あまり気持ちのいいことでは無かったので、
無事帰ってこれてひと安心、熊とか怖かったしね。
登山口にある上の写真に書かれている文字は「試練と憧れ」。
う~ん確かにそんな山だったなぁ。
色々いい勉強になった、記念すべき山となったのだった。
山頂まで携帯を取りに戻らなかった判断は、正解だと思う。
サイフの件も同じく。何はともあれ、ホント無事生還できてよかった~。
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