剱岳を制覇してきた。
剱岳で検索した
ウィキペディアによれば、
日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」とのことである(←今知った)
登山口の馬場島から早月小屋まで4時間40分、さらに剱岳頂上まで3時間半というコースタイム。
標高差2200mをひたすら登り、上部は北アルプスらしい危険な岩場も。
登頂後は同じ道を下まで降りてこなければならないし、途中に水場は一切無し。さらには早月小屋も終了している。
でも、
少し前に登った燕岳で出会った富山人が「朝早く出れば、日帰り可能」と言っていたので、
それならと思い向かったのだった。念のために水を4リットル強持って登ることに。
早月尾根入り口から、朝6時、登りだす。
本当はもう1時間ほど早く登り出す予定だったのだが、2度寝しちゃってこの時間に。登山口の標高は760m
イメージとしては8.3キロ先の、
今いる場所から上空2200mを目指す感じ。あなたの地域でイメージを。
酒井の営業している髪処禅近く、長野市川中島の今井駅の標高が約360mだと考えると、今井駅から善光寺本堂(標高約400m)まで歩いて行って、その善光寺の本堂が今ある場所の55倍上空にあり、そこへ行くイメージかな(余計に分りにくい)。
登山道は全部急。登りだしからいきなり急登なのだが、
こんな看板が要所にある。
早月尾根の1400m地点からの富山側の景色。
1600m地点の景色。紅葉がキレイだなぁ。
今まで登ったどの登山道よりも急で長く、しかも木の根っこが出ていて、とてつもなく登り難い。
9時、ようやく早月小屋を発見っ。
ここまで3時間、普通の山なら山頂についてもいい時間。
この時点でかなりお疲れ状態に。
標高2200m早月小屋。冬支度をしてあり、閉まっている。
小屋の前にあったドラム缶の上の水が、凍っていたよ。
しばし、小屋の前でエネルギー補給。
さーて残り2.9キロ、もうひと踏ん張り、頑張らねば。
さらに少し登ると、先ほどの早月小屋と尾根が見える。
困ったのが雪。登山道にも雪が出てきて、とにかく滑る。これでもかって位に慎重に登る。ルート上、日陰が多くて踏み固められて氷になっていたりも。
鎖、ロープを使って登る。
雪さえなければ、急なだけで滑らないのだが、ここらから鎖がないと雪の為登れない。
剱岳の山頂がかなり近くなってきたよ。
いよいよ、岩と鎖と雪の危険地帯に突入。
今通ったところを振り返る。雪さえなければ、写真ほどは怖くない。
剱岳山頂直下より南方向。うーんキレイっ。
思っていたよりも、鎖場が長い。
3点支持を心がけて、登る。
10月15日だがこの時期雪が降ると、余計に時間が必要なので、もし行く場合にはご注意を。
別山尾根ルートと早月尾根の分岐点に到着。鎖はここまで、山頂まであともう少しっ。
2へつづく…
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星を見るのが大好き。
夕方の暗くなる寸前の空を見たら、あまり雲のない空をしていたので、夕飯後に近場へ星を見に行ってみた。
住んでいる長野県長野市の犀川の南の地域は、生活するには不便も無くいい場所である。全く都会ではなく、むしろのんびりしている町なのだが、しかし、それでも光はあるので、星を見るには不向き。
ということで、山を1つ越えて、なるべく町の光のない場所を探すことに。

夜の山道を走る。
光が無いければ、何処でもいいのではなく、さらに、空の面積が広く見える場所がいいのだ。木々が茂っているくらい場所だと、星の見える範囲が狭いからね。

星と山の稜線と民家の明かり。
家から星の見える所を探したりしなければ、20分弱程度で到着の場所なのだが、やはり暗いと見える星が数倍になる。写真は撮ったのだが写らなかったので(しょぼいカメラとテクニック不足)、雰囲気は伝わり難いけど、キレイだったなぁ。
もっと山奥へ行けばさらにキレイかと。寒いけど星がキレイな時期になってきたなぁ。また近場で、いい星の見える場所を開拓しよっと。
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長野県は山だらけなのだが、この秋の時期になると、気になることに1つに「きのこ」のことがある。
酒井家は昔っから山で雑きのこを採ってきては、食べているので、この時期食べないと気が済まない。
子供の頃から両親はきのこ採りが好きで一緒に行っていて、親がきのこを採っている最中に子供(自分)が山の中の変な場所に行かないように、木と体を紐で繋がれ、一定の範囲しか行動できないようにして、親はきのこを採っていたなんて話もあったり、無かったりで(リードに繋がれた犬のイメージ)。
既にオヤジがきのこ採りに行っているのだが、オヤジが行けなくなった後困るので、「自分も覚えておいたほうがいいなぁ」と思って一緒に行くことに。他を優先していて、きのこはたま~に行く程度だったのでね。
家から約40分程の某所にて、お昼を食べた後の少しの時間で行ってみたよ。

シメジ。

ホテイジメジ。俗名、チョコタケ。

ウラベニホテイシメジ。俗名、イッポンカンコウ。

イグチ。俗名、ジコボ。

オシロイシメジ。

道なきただの山の中を歩き回る。ホントに注意しないと、きのこに夢中になって、方向が分からなくなり、遭難の危険も。山に入る際にはご注意をっ。

キノボリイグチ。

キノボリイグチの群生も発見。大豊作だったのだが、食べてみると、ややイマイチのきのこだったりも。

ヌメリスギタケ。

ヌメリスギタケが木の高い場所にも。器用に枝を使って落とす。肉厚で激ウマ。

きのこはまだあったのだが終了。コレだけは入ると、重くて肩が痛い。
きのこは慣れないと間違いもあるので、注意は必要。なので、1人でも判断できるように徐々になりたいなぁ。
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体育の日、長野県の小谷村にある雨飾山に登ってきた。
祝日でないと家族と休みが合わないので、祝日の日には一緒に行ったりもしている。運動不足解消にいざ出発っ。

第1Pは満車で路駐も。中央の奥が雨飾山の山頂。7時過ぎに駐車場に着いたら第2Pへ誘導されたので、そちらへ駐車。

雨飾山の登山道入り口には、案内看板も。7:27登り開始っ。
時間は家族(主に母)のペースですので、参考までに。

雨飾山の登山道には、標識があり、入り口からの距離が、どのぐらいかが書いてあるよ。

入り口から1600m過ぎ地点では、少し紅葉もしていましたね。

荒管沢(あらすげさわ)から、山頂方向。月まで見える。9:20.

荒管沢を過ぎると一気に急登になり、ガンガン高度を稼いでいく。

雨飾山への急な尾根を登っている最中から横を見ると、うっすら紅葉も。中央やや右の稜線のへこんでいる場所に、また月が見えている。

急登の途中の様子。岩が出てくる場所も。下の木の中は濡れて滑っていたので、むしろ登りやすい。

笹平まであともう少し、祝日なので人も多め。

笹平から雨飾山の山頂方向。11:00。

北を見れば、日本海と糸魚川の漁港まで丸見え(肉眼だと)状態っ。雲が横に線になっていなければ、海と空の青さが同じで、境界線が分らないほど、いい天気。

雨飾山山頂直下。道も細いので、やや渋滞気味。

山頂近くには沢山の人達を発見。

雨飾山の山頂に、11:24到着っ。約4時間弱かかった計算。

山頂より北アルプス方向。山並みがよく見える。

槍ヶ岳まで見えたので、拡大して劇写っ。中央右の尖っているのが槍。
雨飾山山頂より周囲360度。景色をみるのが大好きなので、天気がよくってホントに嬉しい。下から吹き上げて来る風はあったが、思っていたより山頂は暖かい(日だった)。

笹平方向。紅葉には少し早かったよう。あと1週間すれば、かなり進むかと。

山頂でお昼を食べ、家族は先に下山。自分はさらに20分ほど山頂で景色を見てから、追いかけたのだった。

荒管沢にて、沢の水でコーヒーを。家族を追いかけていたのだが、追いつき、さらに追い越して、先に沢にてコーヒータイムをしながらまたのんびり。この後どんどん日陰になり寒いのでダウンを着用。
この沢までが急なのだが、それ以外は滑るのに注意して、無事下山したのだった。
体育の日ということで、いい運動になり、楽しい日でしたよっ。
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以前から気になっていた特保のコーラを発見したので買ってみた。

トクホのコーラ。糖類0だが(自分には)激甘いっ。
トクホ(
特定保健用食品)とは、「からだの生理学的機能などに影響を与える成分を含んでいて、血圧、血中のコレステロールなどを正常に保つことを助けたり、お腹の調子を整えるのに役立つなどの特定の保健の効果が科学的に証明されている」とのことです。
トクホのコーラのHPコーラという(言ってみれば体に悪そうなイメージの)飲み物と、トクホを繋げ、新たな売り出し方をしているのが面白くって飲んでみたった。が、普段からジュース飲まないので、かなり甘く感じるけど、からだにいいのかなぁ、これ?。
こんな記事も発見したりも。世の中情報は、何が正しいのかは?なので、記事すべて鵜呑みにする訳ではないのだが、自分は甘すぎるという理由で却下っ。
ただし、別の考え同士が繋げると新たな面白いことが出来るという、参考にはなったなぁ。少し違うけど、ビックカメラとユニクロが合体した「ビックロ」とか、
豆腐とガンダムがくっついてヒットしている、相模屋のザクとうふ、新たに水陸両用のズゴックを
鍋用!スゴックとうふとして投入してきたりも。
世界観にとことんこだわっているのも面白い。
「美容室(髪処禅) + 何か = 面白いもの」 となるような「何か」を、色々考えて遊んでみようかな。実現してもしなくても、普段から発想力を鍛えておくのはいいことなので。
「ここ1番っ」てときにいいアイデアが出るように、普段ほとんど使ってない脳ミソを使ってみよっと。
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10月よりNHKの連続テレビ小説、
純と愛の放送が開始。
前回の「梅ちゃん先生」は最初の数回見ただけで、いつの間にか終了していたんだよね。
今までしっかり見たことあるのは「ゲゲゲの女房」だけで、見ながらよく涙していたなぁ。個人的には今回ヒロインの夏菜よりも梅ちゃんの掘北真希が好みなのだが、それでも見はじめた理由がある。
NHKの「
プロフェッショナル仕事の流儀」が大好きで毎回録画をして、録画した番組は全て保存しているのだが、最終回の9月24日の放送で「脚本家・遊川和彦」氏の話だった。
遊川和彦とは、2011年話題になった「家政婦のミタ」の脚本家で、ずっと第1線を走り続けているプロ。その道のプロを見るのがとても刺激になり大好き。そして、その会の放送内容を見てる途中で、これは「純と愛」を毎日録画せねばっ、ということで予約をしたのだった。
台詞の一言で場面の印象がガラッと変わる大変な世界。それがまた、面白さや視聴率にも繋がっていくんだね。
普通にドラマや映画を見て「面白いなぁ」でもいいのだが、個人的には作る側の様々な事情を知り、1つ深い、または別の視点からドラマや映画、その他世の中のことを見るのが好き。1つの物でも別の角度から見れば、色々にみえるんだよね。そして、プロフフェッショナルで見かけた、ドラマの裏(製作現場)で夏菜が泣いていたのが、頑張っていて、そんな角度から好きになったりも。
世の中様々な仕事があるのだが、何事も難しいもの。でも、難しいから面白い。確かにそうかもな。
という訳で、今回は最後まで見てみよ~と。
今週スタートなので、見逃している人は、BSプレミアムだと土曜日の9:30~11:00に1週間分放送するので、チェックしてみてはいかが?。
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10月2日、長野県の北アルプス「燕岳」に登ってみた。
そろそろ紅葉の時期にいいのでは?と思い、紅葉の進み具合の調査も兼ねて日帰りの北アルプス。
台風通過直後、天気図を見ながら1日待って、天気が悪ければ止めようと思っていたのだが、朝起きてみると(正確には夜明け前なのでよく見えなかったけど)、曇りの感じ。「まぁ、行ってダメなら温泉入って帰ってくればいいや」的な気楽な気持ちで、家を4時半頃に出発っ。

穂高を走行中に見る北アルプスはガスに覆われている。さてどうだろう?でも見た感じのガスだと、山の上はガス抜けしそうな気配もするなぁ。

中房温泉下の駐車場に到着してみたら、思ったよりも車が止まっていた。この日止めたのは第1P。
記録として時間も書いていきますが、天気や気分、体調、写真を撮る枚数、ボケッと景色を見る時間などなどにより時間は変わりますので、参考程度にどうぞ。

車より10分弱歩くと、中房温泉に到着。ここで登山届けを書いて出し、6:38、いざ登りだすっ。

第二ベンチに7:20分到着。中房から燕(つばくろ)岳へのこのルートは、北アルプスの3大急登と言われている。が、登山道がとっても整備されていて、第一ベンチ~富士見ベンチと要所要所で休む場所もあり、そこまで大変とは思わなかった(個人的感覚)。

ケルンを発見。土が山によって色々違うのだが、ここの山は地面が土というよりは、細かい石って感じの地面(砂っぽい)。

第三ベンチから見た登山道。7:43、ガスに完全に入ってきて、上の視界は無し。距離的にはちょうど中間地点。あと燕山荘まで2.8キロ、。

さらに登ると、紅葉を発見。

合戦小屋に8:28到着。紅葉し出しているね。

燕山荘まではあと1.7キロ、1.5時間。トイレによって少し休憩し、また出発。

合戦小屋から5分ほど登ると、かなり綺麗に紅葉がスタート。元気な小学生3人と、富山から来た方と一緒にしばし登る。

遠くはまだガスの中。でも周辺の展望は効くから、紅葉見物は平気。

さらに少し登ると、色が鮮やかに。

カエデの黄色(ミネカエデ?)。

ナナカマドの赤。

緑、黄、赤のコントラストがキレイ。自然ならではの色のバランスで、色彩の勉強になるなぁ。

また少し登ると、ガスが抜けて青空も見えたっ、ラッキー、予想通りの展開か?。

燕山荘が見えたっ。あともうチョイで稜線に出そうだぞ。

稜線に出たら、そこには思わず「おおっ」と声を発する絶景が待っていたっ。中央やや左の1番高いのは槍ヶ岳。近くにいたおばちゃん3人が、「今までずっと見えなかったけど、ちょうど槍が見えたんだよ、ラッキーだね」と教えてくれる。いや~本当にラッキー、凄いぞ俺っ。嬉しいなぁ。
燕岳に登った理由の1つには、この夏に槍を目指し縦走したのだが、
ガスと雨と風でコンディションは最悪の中歩いて、景色が無しだったんだよね。なので、そのリベンジも兼ねて、槍へのルートの見える燕岳を選んだのだった。

燕山荘前より、燕岳方向。しばらく山荘前で景色を見たりしてのんびりしたので、山頂を目指す。

イルカ岩。この燕岳は様々な形をしている(ように見える)岩が多くて、北アルプスの中でも、また違った感のある山だね。山頂へ向かう途中にあったので、激写。本当はイルカの背中に乗って写真を撮ろうとしたのだが、寸前のところでやめてみた。一応大人なので。

山頂に行く途中で振り返った景色。左上が燕山荘と槍へと続く表銀座の稜線。

燕岳(つばくろだけ)山頂直下。燕山荘から山頂までは、20分ほどかな。
燕岳山頂より、360度の動画。人がいたので、解説が小声だったりも(意外と小心者)。

北燕岳方向。さらに少し行った先の高い場所は北燕岳山頂なので、せっかくなので行ってみることに。

北燕岳のほうが、やや険しめ。
北燕岳からの動画。持って歩いたりもしているので、やや手ぶれあり。燕岳山頂から、途中に合った子供達から手を振られ、ヤッホーされたりもしています。

北燕岳よりさらに北の景色。このまま進んで東沢野乗越から下るの別ルートで帰ることも少し考えていたのだが、沢沿いのルートは台風一過の後なので、雨の心配もありさらには、山小屋で確認したところ、小屋から7時間くらいかかるルートのようで。夕方に歯医者の予約もあったので、この北燕岳でストップし、ピストンで折り返す。

北燕岳山頂からの紅葉の様子。わぁ~キレイっ。しばし山頂でまったり後、山荘まで戻る。

燕山荘前にて、景色を見ながらお昼。いい景色を見ながら食べるお昼は最高。さらに、色々な人とも話しをして、情報交換も。話を聞いていると、また別の山に行きたくなってしまって困るなぁ~。富山人からは、気合入れれば日帰りで行けそうな山(剣岳)の情報など聞いたので、行ってみたいな~。
とにかく、山では老若男女問わずに話しをよくするのだが、そのコミュニケーションがまた楽しいんよね。子供や静岡から来たおばちゃんや地元のお姉さんなどと話をしながら楽しいランチ。
ゆっくりお昼を食べたら、12:15、いざ下山っ。

12:45、合戦小屋まで下る。またトイレ休憩だけして、出発。ここもランチの人達が沢山。平日の火曜だけど、さすが北アルプスの紅葉時期、この後もどんどん登ってくる人とすれ違いながら下る。

中房温泉まで一気に下山、14:18無事到着。ここで温泉に入ってもいいのだが、山頂で話した地元民のお姉さんが「下の有明荘のほうがシャワーも出て、いいかも」というのでそちらへ。

有明荘。第1駐車からちょこっと下ればスグ到着。シャワーから出るお湯も温泉で、露天風呂も広くていい湯だったなぁ。登山と温泉のセットは最高っ。
ガスはあったものの、山頂付近は景色も紅葉も見れて満足。山の感じも面白くって、登山道も整備されていたし、危険箇所もほぼ無いので(とは言え、下りに砂利が濡れていて、2回滑って転びそうになり危なかったけど)、オススメです。日帰りも十分可能な燕岳、とってもオススメですよっ。
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